迷わない!結婚式の招待状の書き方・送り方・マナー完全ガイド
結婚式の準備で悩むことのひとつが「結婚式の招待状」。
「どんな文面が良いの?」「いつ送ればいいの?」「宛名の書き方って決まりがあるの?」など、初めてのことばかりで戸惑う方も多いはず。
この記事では、結婚式の招待状に関する基本的なマナーから、失礼にならない文例、送り方のポイントまで、柔らかい言葉でわかりやすく解説します。
オリジナルのアイデアも取り入れながら、おふたりらしいスタイルの招待状作成をお手伝いします。
結婚式の招待状、送る前に確認したい基本ルール
■ 招待状を送る時期は「○ヶ月前」が目安
結婚式の招待状は、挙式の約2〜3か月前に発送するのが一般的です。
これは、ゲストの予定調整や宿泊手配の時間を確保するため。特に遠方ゲストが多い場合は、少し早めの発送がおすすめです。
返信ハガキの締め切りは、発送から1か月後を目安に設定するとスムーズです。
招待状に必要な基本の内容
招待状には、以下の項目を忘れずに入れましょう:
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挙式・披露宴の日時
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会場の名称・住所・地図
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新郎新婦の名前
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返信用はがき(返信期限・出欠確認)
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挨拶文(招待の理由や気持ち)
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服装・アクセスなどの補足(任意)
最近ではオンライン招待状を併用するカップルも増えていますが、フォーマルな印象を大切にしたい場合は、紙の招待状がやはり人気です。
結婚式の招待状に使える文例(やわらかい表現)
たとえばこんな挨拶文はいかがでしょう?
拝啓 若葉の緑がまぶしい季節となりました
このたび私たちは結婚することとなり、
ささやかではございますが、
ささやかな披露宴を催したく存じます
お忙しいこととは存じますが、
ぜひご出席いただきたく、心よりお願い申し上げます
敬具
堅すぎない、でもきちんと感のある文章を心がけると、親しみやすくて丁寧な印象になります。
文例は季節や相手との関係性に合わせて、調整してみましょう。
宛名の書き方や封筒マナー
■ 宛名は「毛筆または筆ペン」が基本
封筒の宛名は、毛筆や筆ペンで丁寧に書くのが正式。最近は印刷やカリグラフィーを使う方も増えていますが、心を込めて手書きにすることで、より温かみのある印象になります。
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夫婦の場合:「○○様 ○○様」と連名で記載
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ご家族で招待する場合:「○○家ご一同様」も可
■ 差出人欄の注意点
基本的には新郎新婦の連名でOKですが、格式を重んじる場合や親が主催の場合は、親の名前で出すのが一般的です。
結婚式の招待状に「個性」を添えるアイデア
最近では、ふたりの「らしさ」を表現した招待状も人気です。
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手描きイラストを使ったオリジナルデザイン
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プロポーズのエピソードを一言添える
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テーマカラーに合わせたペーパーアイテム
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ゲスト一人ひとりへのメッセージカードを同封
オリジナリティのある工夫を加えることで、招待されたゲストの気持ちもきっと和みます。
よくある質問(FAQ)
Q. 招待状はどこで注文するのが良い?
印刷業者やオンラインショップ、ハンドメイド作家さんなど選択肢はさまざまです。デザインの自由度や納期、価格で比較して選びましょう。
Q. 返信ハガキの書き方をゲストに説明したい
返信ハガキの記入例を一緒に同封するか、SNSやLINEで軽くご案内すると親切です。
まとめ|結婚式の招待状は「思いやり」がカギ
結婚式の招待状は、単なるお知らせではなく、ゲストへの第一印象となる大切なアイテム。
だからこそ、形式やマナーを大切にしながらも、おふたりらしさをさりげなく表現することで、温かみのある招待状になります。
大切な人たちに、感謝と楽しみにしている気持ちを込めて――。
一通一通、心を込めて送りましょう。